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関西選手権 2009


報告: 武末 和男

あこがれの宮津での関西選手権に参加して来ました。

宮津湾の地形上微風が予想されましたが、素晴らしい秋の晴天に軽風~順風に恵まれまれ、初日3レース、二日目2レースの計5レース全て成立しました。関西選手権開催に向けた地元の関係者の努力の賜物であろう。

初日のレースは南からの風待ち後すぐに吹き出し、スタート。
引き続き第2、第3レースとスムーズに終了。極端にシフトする風で、コース取りが難しかった。特に上マーク付近の攻防は運営艇からは面白かったにちがいない。

スムーズにレースは終わり、早めのハーバーバック。レセプションまでの時間は宮津ならではの空気、景色、雰囲気... ゆったりとした時間が流れ贅沢な時間を過ごす事ができた。

レセプションは地元の方々の手作り食材を使ったアットホームで親密な宴。
フレンドリーな賑わいの中でのレース談義など、地方大会の特色が大いに出ていたように思った。各地方選手権の在り方を考えさせられる。
私も久々に爆飲!  その後この宮津で遊んでいる別の仲間と痛飲。

初日の疲れをとらねばと、ダイワロイヤルホテル宮津の風呂(温泉)へ向かった。さすがにホテルだけあって設備は行き届いている。あまりに気持ちがいいので、風呂の中でちょっとうたた寝、同行のみんなを待たせてしまった。

今宵の宿、車に帰り本格的爆睡!  翌日起きたら八時半!  すでにほとんどのセールが上がっている。慌てて ‘偽装’ !
無風の中必死にレース海面に向かう。
完璧出遅れのタイミングだったが、スタート延期で一安心。

しばらく待ってるとこれまた見事に南が吹き上がる。
が、ここで ‘偽装’ 発覚!  ブームタイがなぜか外れてる。くっつけようとするが、うまくいかない。レーススタート。スピードに乗らない。失速状態で四レース目終了。
あの手この手でやっとフィックス。レース前にバタバタは精神上よろしくない!

最終レーススタート。これだけ大きく風が振れるとレースから遠ざかっててもわかりやすい。特に上マーク付近は陸に近く、くるくる回る風に翻弄され選手もエキサイティング。
運営艇も大いに楽しめたに違いない。

フリーに入ると相変わらず抜かれ 順位がキープできずズルズル後退、戦意喪失!
もーいや!  毎度のことや!  と思いいつつ、フィニッシュ。

二日間を通して感じた事は、宮津は地方選手権開催地としては群を抜いているんではないか?   1. 阪神間から近い(芦屋から2時間足らず)。  2. 松島、宮島、と並び日本三景のひとつで風光明媚の地(日本三景の地レース)。  3. 海が綺麗(沈してもセールが美しく見える)で地元の美味しい食材を活かした心温まるレセプション。
東北、中国選手権と並び関西選手権の地として、日本三景レースとして、定着できれば、より楽しいヨットライフが送れる。

来年? も大いに期待したいです。

負けた戦い、何とも言えぬ清々しい気分を胸に、各地の戦士と何処かでの再会を告げ、青空と、緑と、清んだ空気、の宮津を後に一路芦屋へ向かうハンドルを握った。


成績表


関西選手権





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