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全日本選手権 2009


報告: 永岡 隆文

10月8日(木) 会社を午後3時に切り上げて、和歌山マリーナシティーのヨットハーバに向かいました。計測へいくと、4時半に終了して、明日9時から再開とのこと。パフォーマンス粟野さんから「JPN」のセールのシールを購入して、セールに貼付けて本日は、終了。

この大会は、和歌山のインターナショナルレガッタの一部として、レーザー全日本がくみこまれていて、レーザーの他、470とウインド(RS-X)が同時開催されました。

9日朝、開会式で、国際ジュリーの紹介があり、我がフリートのさたこさんの他、インド、タイ、オーストラリアからジュリーが来日されていました。選手としては、韓国から、レーザーと470にエントリーされています。

芦屋からは、西野キャプテン、本田さん、ジアイさんと、私が参加しました。全部で27杯の参加艇数でしたが、芦屋Fの順位は、後ろから 1、2、4、5、10 でした。レース中は、フリートレースかと間違うほど、いつものメンバーがすぐそばでマーク回航していきます。

金曜2レース、土曜3レース、日曜2レース、月曜の最終日は1レース+メダルレース1レースの合計9レースが行われました。四日間とも快晴、日焼け止め必須。午前中は、陸風が東からそよそよ、運営は一歩も動かず、11時頃にいったん風が止まり、その後北から5m。運営が直ちに出発、陸上の回答旗が降ろされます。

コースは一時間弱の台形コース。イン、アウトの周回を470と使い分けをします。だいたいは先に470を出して、後からレーザーがスタート。一日だけ、レーザーがスタートしてアウトを周回し、470が5分後にインを周回します。ゴール手前のランニングかブロードリーチで、470スピンのブランケを食らって沈しそうになる展開です。もちろん、先頭グループは、470より先にゴールしていますが。470と一緒の下マーク回航は、絶品です。

最終日は、午前中のフラフラな風で1レースを行い、いったん岸に上がってから、午後、上位10名のメダルレース。これは、ハーバ北側(出艇していく護岸のすぐそば)にスタートラインを設けて、ソーセージコース。また、GPSで各艇の位置をリアルタイムにビデオ放送。これは、和歌山大学の先生が熱く、システムの話ではなく、永井選手のコース取りが間違っていると、語っておられました。どこまでが研究で、どこからが趣味か、境目が...

結果は、ホールイアンが優勝。なかなかの迫力のメダルレースでした。陸からセールナンバが読める位置でレースをしながら、ビデオで各艇の位置、風向き、マーク、ゴール位置が放送され、北港Fかつ隠れ芦屋Fの長さんが、1上トップ回航。結果は聞いてはダメですよ。

ジュリーを含めた運営の見事さ、ドーピング検査まで行いました。本格的なインターナショナルレガッタとしての意味を持ったレースでした。


成績表




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